導入事例
ディスペンス設備の統合
空圧式ディスペンスバルブと真空テーブルで、シート材に矩形の接着剤ビードを塗布します。
最初に確認したこと
ディスペンス作業で自動化が見合うかどうかは、塗布パターンの反復性で決まります。本件のシートは四行三列の計十二枚の矩形フレームで、形状が同一かつ位置も固定されていました。これは適合します。
もしシートごとにパターンが異なる、あるいはシート自体が反るのであれば、ディスペンスの話をする前に保持の問題を解決していたはずです。真空吸着プラテンはそのために入っており、ディスペンスが必要としたからではありません。
設備構成
空圧式ディスペンスバルブ ステンレス製シリンジに細いニードルを装着し、青いエアラインで加圧して接着剤を吐出します。
真空テーブル 多孔のテーブル面が負圧でシート材を平坦に保持します。これは見た目以上に重要です。シートがわずかでも浮けばニードルとワークの距離が変わり、吐出量がそのまま変動します。
位置決めクランプ ステンレスの押さえ材がシートの位置決めを補助します。
作業内容
プログラムされた経路に沿って、シート材に矩形の接着剤フレームを塗布します。映像の後半が完成状態で、四行三列の十二個の矩形が整然と並び、それぞれが連続ビードと離散した点の組み合わせで描かれているのが分かります。
この作業の難しさ
ディスペンスの品質は、三つの要素が同時に安定していることに依存します。吐出圧力、ニードルとワークの距離、そして走行速度です。
いずれか一つでも変動すれば、ビードは切れ、あふれ、あるいは太さが不均一になります。真空テーブルは二つ目に対処し、経路と速度の計画が三つ目に対処します。一つ目は、エア圧と接着剤の物性の組み合わせで決まります。
詳細について
対応可能な接着剤、最小ドット径、タクトタイム、対応シートサイズは、実際のご要件に基づいて評価します。