導入事例
農業用散布ドローン
大型農業用マルチコプターの飛行試験。ローターのダウンウォッシュが地面の土埃を一面に巻き上げます。
最初に確認したこと
大型農業機で重要な試験は安定性ではなく、ダウンウォッシュです。ローターが地表の土埃を面で巻き上げるということは、散布した薬剤も同じように流され拡散するということです。
そのため確認したのは「どの高度と速度なら散布の着地点が制御可能か」でした。この数値が作業効率を決め、同時にその圃場でこの作業が成立するかどうかも決めます。
機体
大型の農業用マルチコプターです。当社が自社製作しているダクテッド機よりも明らかに大きく、この種の機体は薬液を搭載するため離陸重量が大きく、ローター径と回転数もそれに応じて大きくなります。
映像の内容
温室脇の草地で撮影しました。離陸の瞬間、ローターのダウンウォッシュが地面の土埃を一面に巻き上げる様子がはっきりと映っています。
この土埃は単なる見た目の効果ではありません。ダウンウォッシュは散布作業の中心的な変数です。薬液が葉層を貫いて株の下部まで届くかどうかを左右し、また薬液が本来かかるべきでない場所へ飛散するかどうかも左右します。飛行高度、速度、ダウンウォッシュの強さの関係は、この種の作業で調整すべき主要なパラメータです。
これは飛行試験です
映像中で薬液は散布されていません。機体の離着陸とホバリングの試験であり、実際の散布作業ではありません。
詳細について
機体の仕様、対応可能な作業面積、サービス地域、および受託散布の可否については、お問い合わせフォームからご相談ください。